髪が伸びる早さってどのくらいかわかりますか?
「髪を切りすぎたからできれば早く伸ばしたい!」
「自分は他人より髪の伸びが遅い気がする…」
こういった悩みを持った時、『そもそも髪が伸びる早さとは?』『早く伸ばす方法は?』などが気になりますよね。
そこで今回は、髪の伸びについて詳しく説明をしていきます。
また、「わかめを食べると髪が伸びやすい」「毛先をカットしたら髪が早く伸びる!」などのよく聞く噂の真相についても考察していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
さっそく結論ですが、髪の毛は1日に0.3mm〜0.4mm、つまり1ヶ月では1cm前後伸びると言われています。
もちろん、遺伝やその人の健康状態・生活環境、また年齢の違いなどで、髪が伸びる早さは人それぞれですが、平均的にはこの長さが一般的です。
1ヶ月で髪を平均以上伸ばすには?
正直に言うと、伸びる長さを"すぐに"早める方法はありません。
なぜなら、髪の伸びを決めるのは、遺伝や今までの環境などさまざまな事が要因であるから。 ただ、一般的に髪の健康に育つのに良いとされる事を行うことで、健やかに/きれいに髪を伸ばすことはできると言われています。
それらの良いと言われている事が下記です。
睡眠の改善
質の良い睡眠をすること。
睡眠中は、栄養補給により全身が修復され、新陳代謝が進む時間です。
もし睡眠が足りないと、髪に栄養な供給が十分に行われないまま終わってしまうのです。 また、成長ホルモンが活発になる22時から2時の間には寝ていることも心がけると良いようです。
食事の見直し
前提として、特定の食品を食べれば髪が早く伸びるということはありません。
ただ、食事の改善で髪が正常に伸びる環境を作ることができます。
まず、ダイエットや偏食が原因で、食事を十分に摂っていないというのは当然NGです。 髪も十分な栄養がないと細く短くなっていきます。
また、髪が成長する時には、3つの栄養素が大きく関わっていきます。
それは、「たんぱく質」「ビタミンB群/A/C/E」「亜鉛」。
血行促進
血行が悪ければ、どんなに髪にいい栄養を摂取しても、栄養が毛根までちゃんと伝わりません。
効果的な方法の一つとして、有酸素運動があります、これはジョギングや水泳など長時間継続できる軽度な運動のことを指します。
これによって、新陳代謝がよくなり、血行が促進されると言われています。
また、頭皮マッサージは更に簡単で、1日に5分程度で頭全体をもみほぐすというものです。血行促進だけでなく、個人的にはリラックス効果もあると思うのでおすすめなのです。
さてここからは、そのほか「髪の伸び」に関する疑問や噂について、それぞれ解説をしていきます。
「部位ごとに髪が伸びる早さが違う」「季節によって髪が伸びる早さが違う」
これらに関しては、どちらも事実のようです。
髪が伸びる早さは頭の部位ごとに異なり、頭頂部がもっとも早く、次いで側頭部となっているそうです。
次の季節に関してですが、冬より夏の方が髪の伸びが早いとのこと。どうやら、夏は暑いため、冬より血行が促進されて伸びが早いことが理由のようです。
「わかめを食べれば髪が早く伸びる」
このような噂を、みなさん何度も聞いてきたはず。
確かに、わかめには髪に良いとされる成分が多く含まれています。
しかし、この直接伸びの速さに影響するほどではないようです。
その為わかめをいくら食べたところで、髪の伸びが早まることはないようです。
「髪の毛を早く伸ばしたいなら、毛先をカットしましょう」
美容師の方にこのように言われる方が多いようです。
しかし、残念ながらこれも事実ではなさそうです。
どうやら、「カットの刺激で髪が伸びる」という理論のようですが、髪の成長をつかさどるのは、髪の根元にある毛根です。
つまり、毛先をいくら刺激したところで、髪の伸びは変わりません。